技術コンサルティング

解析コンサルティングサービス

 

 弊社では、粉体や流体を取り扱うコンピュータ・シミュレーションを用いた技術コンサルティングサービスを実施しています。自動車産業、科学産業、重工業、鉱業、土木、製薬、運輸など幅広い分野においてCAEを用いたサービス提供の実績があります。

 

 弊社のサービスはお客様が指定した条件で解析を実施する受託解析サービスだけでなく、お客様の技術領域全般にわたる広範なコンサルティングサービスを実施しています。コンピュータシミュレーションをする上で、お客様が測定できていない境界条件の推定や、シミュレーション結果からの設計改善、工程改善提案等、ご要望に応じて幅広く対応をしております。

 

コンサルティング実績

 

  ▶︎粉体

 

 ・圧粉成形

 ・鉱石粉砕

 ・鉱石原料投入

 ・機器表面摩耗

 ・土砂流動

 

 

  ▶︎流体

 

 ・水

 ・空気

 ・油脂類

 ・その他化学物質

 

 

 

  ▶︎粒状体

 

 ・錠剤コーティング

 ・ショットピーニング

 ・車両への雪片付着

 ・廃棄物(ごみ)ハンドリング

 ・軌道バラスト破砕

 


コンサルティング事例

ギアの圧粉成形解析

Rockyを用いたギア圧粉シミュレーション

 

 Rockyは任意の形状をSTLで読み込み、その形状の運動状態を任意に与えられます。この事例では、球形2,250,000粒子について充填・圧縮・型抜きの動作を行い、圧粉モデルにより成形圧縮状態を再現しています。圧粉モデルは圧縮した際に粒子が戻ることを防ぎ、形を保ったまま型抜きまで解析することが可能です。

 

 この計算は4GPU並列計算で約2日で完了しています。複数のGPUカードを並列に用いることにより、大規模な並列計算が可能であることがRockyの大きな特徴です。


Rockyを用いた道床バラストの振動解析

 

 Rockyは3D-Scanなどで読み込んだ実際の岩石などの形を取り込み、ポリゴン粒子として表現することができます。きわめてリアリスティックな形状を用いて鉄道の道床バラストを作成し、鉄道通過を模擬した力を与えて振動させ、DEM解析を行いました。27,000個のポリゴン非球形粒子を用いた解析ですが、解析時間はツインGPUを用いて1時間程度で完了しました。



鉛直方向力の時間履歴

鉛直方向位置の時間履歴


長い基礎柱を用いた場合の法面崩壊

短い基礎柱を用いた場合の法面崩壊

Rockyを用いた法面崩壊シミュレーション

 

 Rockyを用いて法面からの土砂の流出と、法面上の構造物への影響をシミュレーションした事例です。

 

 Rockyは土砂の流出をシミュレーションすると同時に、載っている構造物に自由度と重心位置、重量、慣性モーメントを与えて自由運動解析を実施することが可能です。

 

 左の事例では、基礎柱の長さを変えた場合の挙動の違いをシミュレーションしています。

 

 長い基礎柱を用いた場合は構造物が若干傾くが転倒していかないのに対して、短い基礎柱を用いた事例では構造物が転倒し、滑り落ちていくことがわかります。

 

 また、流出土砂には細かい粒子は球形粒子を用い、大きい粒子には非球形粒子を用いています。一般に土砂流出の解析などでは、凹面を持つ非球形粒子の存在が重要と言われており、Rockyはこの要求を完全に満たしたうえで高速に計算することが可能です。

 

 左の事例は約50万粒子を用いた計算で、計算時間はGeForce Titan Black 1枚を用いて1日でした。複数枚のGPUを用いることで計算時間は更に短縮されます。